アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女 プレイレビュー

アルトネリコゲームレビューRPGガスト
最終更新日 2024-01-15

概要

アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女は、2006年にPlayStation 2で発売されたRPGです。
「詩魔法」を操る種族「レーヴァテイル」のヒロインたちと共に、空に浮かぶ塔「アルトネリコ」を冒険します。
独特な世界観言語「ヒュムノス語」で歌われる多重コーラスの楽曲と、ヒロインの精神世界にダイブして絆を深めるシステムが最大の特徴です。

オリカ

ストーリー

舞台は、大地が失われ、人々が巨大な塔と浮遊大陸にしがみついて生きる世界「ソル・シエール」。
ライナー・バルセルトは、塔の管理者である組織「エレミアの騎士」の一員として、世界を脅かすウィルス生命体との戦いに身を投じます。
幼馴染のオリカ、謎めいた少女ミシャという二人のヒロインとの出会いが、彼の運命、そして世界の命運を大きく変えていくことになります。

ゲームシステム

コスモスフィア(精神世界)

本作の代名詞とも言えるシステム。
ヒロインの心の中にある世界「コスモスフィア」に主人公がダイブし、彼女の悩みやコンプレックスを解決していくことで、新たな詩魔法を紡ぎ出します。
精神世界の描写は非常に赤裸々で、時にコミカル、時にシリアス(そして時にエロティック)に展開され、ヒロインへの愛着が深まります。

詩魔法バトル

戦闘は前衛の主人公たちが敵を足止めし、後衛のレーヴァテイルが詩魔法を詠唱してドカンと一発放つスタイル。
詩魔法のレベルが上がると演出も派手になり、爽快感があります。

良かった点

  • ヒュムノス: 志方あきこ氏らが歌う多重コーラスの架空言語ソングは、ゲーム音楽の枠を超えた芸術性があります。
  • ヒロインとの絆: 精神世界へのダイブを通じて、彼女たちの恥ずかしい秘密や本音を知っていく過程は、他のRPGでは味わえない没入感があります。

気になった点

  • 戦闘バランス: 敵が弱めで、後半は詩魔法一発で終わることが多いため、作業になりがちです。
  • バグ: フリーズなどの不具合がいくつか報告されており、こまめなセーブが推奨されます。

売り上げ

国内販売本数は約9.3万本。
新規IPながら、その独自の世界観が多くのユーザーに受け入れられ、コアなファン層を獲得しました。

総評

「詩」と「ヒロイン」に全振りした意欲作。
戦闘バランスは大味ですが、世界観の作り込みと音楽のクオリティは今なお色褪せません。
志方あきこ氏をはじめとする歌姫たちの楽曲は必聴です。

評価詳細

  • プレイ時間: クリアまで約40時間
  • ストーリー: ★★★★☆
  • 音楽: ★★★★★
  • システム: ★★★☆☆
  • 総合評価: ★★★★☆