ドンキーコング バナンザは、2025年に任天堂から発売された、「ドンキーコング64」以来なんと26年ぶりとなる3Dアクションの完全新作です。
対応ハードは待望のNintendo Switch次世代機。
タイトルの「バナンザ(Bananza)」は、バナナと「ボナンザ(Bonanza:豊富な鉱脈、大当たり)」を掛けた造語であり、その名の通り、無限に広がる地下世界を掘って掘って掘りまくる、豪快なアクションゲームとなっています。
おなじみのドンキーコングに加え、本作ではなんと子供の姿になったポリーンがパートナーとして登場。
異色のコンビが挑む、地底探検の旅をご紹介します。
DKアイランドの地下深くに、古代文明が隠したとされる「黄金のバナンザ鉱脈」が存在するという噂を聞きつけたドンキーコング。
時を同じくして、謎の力で子供の姿に変えられてしまったポリーン市長もまた、元の姿に戻る手がかりが地下にあることを知ります。
利害が一致した(?)二人は、スコップ片手に、未踏の地下世界「アンダー・ジャングル」へと足を踏み入れます。
しかし、そこには地底を支配するモグラ帝国「モールズ」が待ち受けていました。
本作の最大の特徴は、地形そのものを破壊できることです。
ドンキーの怪力で壁を殴り、床を叩き割り、道を切り開いていく感覚は、「マインクラフト」のような自由度と、「無双シリーズ」のような爽快感を併せ持っています。
壊した壁の中から隠し通路やバナナコインが見つかることもあり、探索の楽しさが強化されています。
従来のシリーズでは「アニマルフレンド」に乗って戦っていましたが、本作ではドンキー自身が変身します。
「変身バナナ」を食べることで、様々な動物の姿と能力を得ることができます。
これらの変身をリアルタイムに切り替えながら進むスピード感は、今までのドンキーコングにはなかった新しい体験です。
パートナーのポリーンは、ドンキーの背中に乗って移動しますが、サポート能力が非常に優秀です。
歌声で周囲のアイテムを引き寄せたり、帽子を投げて遠くのスイッチを押したりと、ドンキーのパワーだけでは解決できないギミックを解く鍵となります。
二人の掛け合いもコミカルで、殺伐としがちな地底探索を明るく彩ってくれます。
Nintendo Switch次世代機のローンチタイトルに近い時期に発売されただけあり、グラフィックは圧巻です。
薄暗い地下世界ですが、光るキノコやクリスタルの輝き、流れる溶岩の質感などが美しく表現されています。
特に、ドンキーの毛並みのフサフサ感は、「これ実写?」と見紛うレベル。
泥だらけになりながら進むドンキーの姿に、冒険の過酷さとリアリティを感じました。
発売直後のため正確な本数は不明ですが、各国のストアランキングで1位を獲得しており、好調な滑り出しを見せています。
『ドンキーコング バナンザ』は、長らく2Dアクションに回帰していたシリーズが、満を持して3Dに再挑戦し、見事に成功させた傑作です。
「掘る」というシンプルな楽しさと、変身によるアクションの多様性が噛み合っており、時間を忘れてプレイしてしまいました。
アクションゲーム好きなら間違いなく買いの一本です。
さあ、あなたも一緒に、地底のバナンザを掘り当てに行きましょう!