逆転裁判6は、シリーズ15周年記念作品として発売されたナンバリングタイトルです。
成歩堂龍一と王泥喜法介のダブル主人公で、日本と神秘の国「クライン王国」の二つの舞台で物語が展開されます。
クライン王国では弁護士が忌み嫌われており、霊媒によって死者の最期の記憶を映し出す「御魂の託宣」で判決が決まるという絶望的な状況。
「弁護罪」によって弁護士も処罰される異国の地で、成歩堂たちは革命の風を巻き起こします。
日本とクライン王国を行き来しながら、物語は進んでいきます。
修行中の真宵を迎えにクライン王国を訪れた成歩堂。
しかし、観光ガイドの少年ボクトが国宝を盗み殺害した容疑で逮捕されてしまいます。
「弁護士=悪」とされる法廷で、成歩堂はボクトを守るために立ち上がりますが、そこには死者の最期の記憶を映し出す「御魂の託宣」という絶対的な証拠が立ちはだかります。
舞台は日本。成歩堂みぬき念願の単独マジックショーで、共演者が事故死する事件が発生。
みぬきに殺人の容疑がかかる中、王泥喜と心音が弁護を担当します。
敵対するのは、ヤマシノPことプロデューサーのヤマシノ。
みぬきのマジックトリックを利用した巧妙な罠と、王泥喜くんの執念の捜査が光るエピソードです。
再びクライン王国。祭司の儀式中に殺人が起き、またしても真宵ちゃんが容疑者として逮捕されてしまいます(これで何回目でしょうか…)。
成歩堂は真宵を救うため、クライン王国の検事ナユタ・サードマディと対決。
真宵ちゃんが霊媒した人物が証言台に立つという、シリーズならではの展開も見どころです。
日本での落語家殺人事件。
この話の主役は希月心音です。
証言者が多重人格の落語家や、酒好きの師匠など癖の強い人物ばかり。
心音一人では太刀打ちできない状況で、なんとあの夕神迅検事がパートナーとして弁護席に立ち、サポートしてくれます。
夕神検事の意外な一面が見られる、ファン必見のエピソードです。
日本とクライン王国、二つの国の運命が交差する最終話。
クライン王国の革命派リーダー・ドゥルクが登場し、王泥喜の出生の秘密と過去が明かされます。
成歩堂と王泥喜が法廷で対決する前半パート、そしてクライン王国の女王ガランに挑む後半パートと、怒涛の展開が続きます。
「父と子」「師匠と弟子」の絆を描いた、シリーズ最大級のスケールで送る感動のフィナーレです。
DLCエピソード。成歩堂、真宵、御剣、矢張という、初期メンバーが勢揃いする同窓会的なお話。
「タイムトラベラー」を自称する女性の依頼を受け、結婚式場での殺人事件に挑みます。
懐かしいノリとBGMで、古参ファンにはたまらない内容になっています。
クライン王国の検事であり、国際的にも活躍する僧侶。
「サトラ!」の掛け声と共に数珠を投げつけ、相手を諭すような口調で追い詰めます。
王泥喜とは過去に因縁があるようで、彼を「ド腐れ弁護士」と罵りますが、その裏には悲しい事情を抱えています。
クライン王国の姫巫女。
「御魂の託宣」を行い、死者の最期の記憶を解釈する役割を持ちます。
最初は高飛車で成歩堂たちを見下していますが、自身の託宣が崩される経験を通して、真実と向き合うことの意味を学んでいきます。
わらわちゃん可愛い。
クライン王国の革命派「反逆の龍」のリーダー。
豪快でカリスマ性あふれる人物で、王泥喜の育ての親でもあります。
「龍は屈しない」という信念を持ち、命がけで国の変革を目指します。
姫巫女レイファが舞うことで水鏡に映し出される、死者の死の直前の数秒間の記憶(視覚、聴覚、嗅覚などの五感)。
映像と、レイファによる解釈(託宣)とのムジュンを指摘するシステムです。
映像は何度も再生でき、文字の大きさで感覚の強弱が表現されます。
動く映像の違和感を見つけるのは難しく、推理の歯ごたえがあります。
初週販売本数は約19.6万本を記録。「456 王泥喜セレクション」としても発売され、再評価が進んでいます。
オカルト要素が強めですが、ミステリーのロジックはしっかりしています。
これまでの集大成的な作品であり、特にオドロキくんファンには涙なしでは語れない名作となりました。
エンディング後の王泥喜法介の決断に、心からの拍手を送りたくなります。