【2025年版】Twitch配信者の「視聴者数(中央値)」分布を独自集計してわかった厳しい現実と目標設定

Twitch 配信分析 データ集計 同接
最終更新日: 2025-02-28

目次

概要

Twitchで配信を始めたばかりの方、あるいは長く続けている方にとって、最も気になる数字の一つが「 同接(同時接続視聴者数) 」ではないでしょうか。

「平均して何人くらい見に来てくれれば中堅と言えるのか?」「同接100人って、全体のどれくらいの位置にいるのか?」
SNSなどで大物配信者の数字ばかりが目立ちますが、実際のピラミッド構造はどうなっているのか を把握することは、配信のモチベーションを保ち、正しい目標を設定する上で非常に重要です。

そこで今回は、Twitchの配信データから 「視聴者数の中央値」を独自に集計 し、その人数帯ごとに配信者がどれくらい存在するのかを分析してみました。
そこから見えてきたのは、配信の厳しい現実と、多くのストリーマーが目指すべき現実的な「壁」でした。

集計データとグループ分け

今回の集計では、配信ごとにブレやすい「最大値」や「平均値」ではなく、実態に近い 「視聴者数の中央値」 ベースに、配信者を以下のグループ(A〜K)に分類しました。

グループ名視聴者数(中央値)配信者数上位(累積)
グループA5,000人超35人上位 0.09%
グループB3,000人超10人上位 0.12%
グループC1,000人超91人上位 0.36%
グループD800人超35人上位 0.46%
グループE600人超43人上位 0.57%
グループF400人超71人上位 0.76%
グループG200人超182人上位 1.24%
グループH100人超362人上位 2.21%
グループI50人超629人上位 3.88%
グループJ20人超1,929人上位 9.02%
グループK0〜20人未満34,179人- (100%)

※総集計配信者数:37,566人

分布グラフ

Twitch配信者 視聴者数(中央値)分布

データから読み解く3つの事実

この表とグラフを見ると、配信界隈の「リアル」が非常にくっきりと浮かび上がってきます。

1. 圧倒的な「グループK(20人未満)」の厚い層

集計対象の 約91%にあたる34,179人 が、視聴者数20人未満の「グループK」に属しています。

これを見て「自分は全然ダメだ…」と落ち込む必要は全くありません。むしろ逆です。
「配信をつければ常に数人〜十数人が見に来てくれている」という状態は、実は全体から見れば非常に健闘している ということがデータから証明されています。

配信を始めたばかりの人が、すぐに数十人を集めるのは至難の業です。まずはこの「20人」という数字がいかに高い壁であるかを認識することが重要です。

2. 「同接50人の壁」を越えれば上位約4%のエリート

「同接50人(グループI以上)」を達成している配信者は、全体の わずか約3.8%(1,458人) しかいません。

よくSNSでは「過疎配信者だから同接50人しかいない」と謙遜する方がいますが、データ上は完全に上位数パーセントの「人気ストリーマー」 です。
同接50人を安定してキープできるようになれば、コメントの流れも活発になり、ゲームの参加型企画などもスムーズに行えるようになります。

まずは「グループJ(20人超)」に食い込み、そこから「グループI(50人超)」を目指すのが、非常に現実的かつ大きな目標となります。

3. 「同接1,000人超え」は全体のわずか0.3%未満

私たちに最も馴染みのある、いわゆる「有名ストリーマー」や「プロゲーマー」が多く属するのが「グループC(1000人超)」以上です。
しかし、この層に到達しているのは、37,566人中わずか136人(約0.36%)

視聴者としてTwitchを見ていると、数千人、数万人の配信がトップページに並ぶため感覚が麻痺しがちですが、彼らは「選ばれし極一握りの天才・あるいは努力の天才」です。
最初からここを基準にして自分と比較してしまうと、配信が辛くなってしまいます。

配信者としての目標設定のすすめ

このデータから、配信者がこれから目指すべき「現実的なマイルストーン」が見えてきます。

  • STEP 1:まずは「身内・常連」を数人作る(グループKの中で健闘する)
    • ゼロから1を作るのが一番大変です。まずはコメントをくれる常連さんを2〜3人作ることを目標にしましょう。
  • STEP 2:中央値20人超えを目指す(上位10%の壁)
    • ここに行くには、プレイするゲームの選定(流行りのゲームか、固定ファンがいるニッチなゲームか)や、Twitter等での告知など、配信外での努力も必要になってきます。
  • STEP 3:中央値50人超えを目指す(上位4%のエリート層)
    • ここまで来れば、立派な中堅ストリーマーです。配信のクオリティ、トーク力、コミュニティ形成が上手く回っている証拠です。

まとめ

今回は「視聴者数の中央値」というシビアなデータでTwitchの現状を分析してみました。

圧倒的なピラミッド構造を見ると心が折れそうになるかもしれませんが、逆に言えば 「同接10人、20人集まっている時点で、あなたは十分に凄い」 ということがデータから証明されたとも言えます。

上を見すぎず、まずは目の前に来てくれている1人1人の視聴者を大切にしながら、次のグループへのステップアップを目指して配信を楽しんでいきましょう!